株式の移管とは、投資家の指示に従って、保管していた株式を投資家に返却せず、他の証券会社に預け替えをすること。
ただ、2006年2月以降、整理ポストへ割り当てられた銘柄の受け付けに関して、原則停止する証券会社が相次いだ。
06年4月のライブドア株の上場廃止を前に、事務コストの負担増を嫌ったことが原因。
ライブドア株の場合、個人株主が20万人以上存在し、しかも保有株数が小口だったことに起因する。
ただ、整理ポスト以外の株式であれば、現在も移管は可能。手数料や日数が掛かるものの、委託手数料の競争激化で、移管の動きは少なくない。
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